2010年5月19日水曜日

<フランス>飲酒大集会 1万人参加登録でパリ厳戒

【パリ福原直樹】インターネットの会員制交流サイトであるフェースブック利用者がフランス各都市で開く「飲酒集会」が、大きな社会問題になっている。各都市の中心部に数千~1万人が集まる大規模な集まりで、酒に酔った参加者が騒いで警察に逮捕されるようなケースが続出。23日にはパリ開催が予定されており、仏当局は警戒している。

 「巨大アペリティフ(食前酒)」と呼ばれる集会は昨夏以降、南仏マルセイユなど約10都市で開かれた。フェースブックで日時や場所の案内があり、参加者が酒類を持ち寄る。暴力行為や窃盗、器物損壊による逮捕者が後を絶たず、飲み過ぎによって病院に運び込まれる参加者も。仏西部ナントで1万人が参加して開かれた12日の集会では、20代の男性が橋から転落して死亡した。

 AFP通信によるとエッフェル塔前で23日に開かれるパリでの集会には1万人以上が登録している。参加予定者は「ネットでの人間関係を現実世界につなげられる」と話すが、パリの治安当局者は毎日新聞に「騒乱に発展する危険性がある」と話している。

5月15日20時45分配信 毎日新聞

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