<支援船襲撃>被害側にも反省すべき点 トルコ人記者証言
6月15日19時1分配信 毎日新聞
【イスタンブール小倉孝保】イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザ地区への人道支援船団襲撃事件で死者9人を出したマビ・マルマラ号に乗り合わせたトルコ人記者が14日、イスタンブールで毎日新聞のインタビューに応じた。記者は、イスラエル側の過剰攻撃が死傷者を出す結果につながったとしながらも、支援船団側にも反省すべき点はあるとの考えを示した。
トルコ紙「ザマン」のカメラマン兼記者のキュルシャット・ベイハンさん(30)。ベイハンさんによると、マビ・マルマラ号にはトルコを中心にギリシャやドイツ、クウェート、インドネシアなど計50カ国以上のボランティアや記者など約530人が乗っていた。
支援船団を組織したのはトルコのイスラム団体「IHH」。公海上でイスラエル軍から、「もっと(陸地から)離れろ」といった命令を受けると、船は素直に命令に従っていたという。ベイハンさんは「公海上にとどまることでメディアに大きく報じてもらうことを狙っていたようだ」と語る。
5月31日午前4時過ぎに突然、イスラエル兵3人が軍用ヘリから船に乗り込んだ。兵士の1人は海に突き落とされ、残る2人は、棒でたたかれるなどして船内に連れ込まれた。
その約20分後に別のヘリから兵士数人が船に乗り移り発砲。女性の悲鳴やパン、パン、パンと鳴り響く銃声が船上を包んだという。そのうち、船上では血だらけになった者を心臓マッサージする姿などが見られるようになった。混乱は約1時間45分、続いた。
ベイハンさんは「イスラエル軍の攻撃は予想をはるかに超えたものだった」と最大の責任はイスラエル側にあるとしながらも、「棒やガスマスクを用意して最後まで抵抗すると興奮していたIHHのメンバーもいた。IHH側が冷静に対応していれば死傷者は出なかったはずだ」と支援船側にも原因の一端があるとの考えを示した。
第2次レバノン戦争の取材経験があるベイハンさんは「イスラエル軍は自軍の兵士を守るためにはどんなことでもする。最初に兵士2人が船内に連行されたことで、銃の発砲許可が出たはずだ」と分析している。
それにしても大問題だろ!
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿